とう

京都青少年健全育成条例の
改正案が出されたとか何とか・・・

くすみ。自身も趣味で漫画を描く人なので
この問題について興味があるわけです・・・

確かに最近の漫画やアニメ・・・
特にお色気（笑）系のは青年指定してないのが
不思議なくらいなものもあるので
言われるのは分からないのでもなかったのですけども・・・

先日石原都知事がこの条例のことで話をした際に

『子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。
　日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります。』

という発言をしました・・・
これは同性愛者に対しての差別発言と取られても
仕方ない発言というより暴言です。

条例を作り子供云々とタテマエを述べたところで
結局石原都知事は

自分が嫌いだから規制する、排除する

と言っているのです。
それに漫画やアニメの規制の話だというのに
それを生業としている漫画家の話を聞かず

 『漫画家は卑しい仕事だから、
　漫画家の意見は聞く必要はない。』

という暴言を吐きました・・・・

くすみ。さんからすれば
都民や国民の血税を自分勝手に好き勝手に使い
自分のわがままをやりたい放題やってる都知事の方が

卑しい仕事してる

と思いますけど・・・

先ほども書きましたが都知事は漫画やアニメが
子供に影響を与えるかどうかとか関係なく
自分自身が気に入らないから規制すると言ってるのです。

子供に悪影響とか性的描写が酷いというのなら
まず都知事ご自身が書かれた

男性器で障子を突き破る

と言う描写のある変態小説を規制してください。

それに青少年が都知事原作の映画を見て
性犯罪を起こしたという事実があるのですから
漫画はダメで小説はOKという理由が分かりません。


そして先日の深夜に副都知事がツイッターで

マンガの関係が好きな人のなかには人生が行き止まり
と感じている人が多いという印象を受けます。
生きている女を口説きなさない。
瞬間、瞬間、言うことが予想外に変わるから、
そのほうがおもしろくて未知で愛おしいよ。

という発言をしました。

酷い差別主義的な発言です。
副都知事の猪瀬直樹氏も差別主義者です・・・

くすみ。は別に恋愛の代替品として漫画を読んでるわけではないです。

結局副都知事も、マンガやアニメを見ている人を
人として見ていないんだと思います。

確かにヲタク趣味が理解できない人には
マンガやアニメはくだらないものでしょう・・・

でもくだらないから規制するという方向になるのはおかしい。

都知事や副都知事が人の価値観は認めることができない
どうしようもない人間なのは分かりましたし
それを直せとは言いませんが

自分の主観だけが正義。アニメ漫画はくだらないだから排除。

という感情が前面に来ているやり方は
やっぱりどう考えてもおかしいです。

確かにヲタクというのは気持ち悪いと思います。
気持ち悪いから排除というのは結局差別です。

昭和初期のあの家はとかあの人はとか言って
村八分にしていたのと何にも変わりません。


結局都の2トップさんは

漫画やTVを見るとバカになると言ってた

古臭い時代の人間なわけですからマンガやアニメ・テレビが嫌いなんでしょう。
娯楽は映画くらいしかなかったから映画は神聖化されていて
規制はしないとか言うかんじでしょうか・・・？


都知事はご自分が都知事選の時に

前頭葉の退化した六十、七十の老人に政治を任せる時代は
終わったんじゃないですか

と発言なさっているのですから78歳の都知事は終ってますので
ご自分の発した言葉通り辞めてください。

正直都知事も副都知事もヲタク相手なら

差別発言も侮辱発言も許される

という考えなんでしょうね・・・


くすみ。の見解としては

東京都青少年健全育成条例改正案

は子供の育成をタテマエにしているけどホントは都知事が

嫌いだからと漫画やアニメを排除する

という条例です。

上記の都知事や副都知事の発言から分かるように

ただこの人たちはマンガやアニメを趣味にしている人が気持ち悪い。
漫画家は日本には要らない人間。

と言う差別感情の法案です。
結局子供の健全な育成はどうでもいいんですね。

こんな差別主義者が都知事で大丈夫ですか？